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西井社長が中間決算説明会で発表したアセットライト経営について、その一部はFY18から始動するという説明だったが、今回のFY18 業績予想の下方修正はアセットライト経営と関係しているのか。その場合、どの程度金額に織り込まれているか。
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日本の冷凍食品について、下期は「ギョーザ」等の新商品などで巻き返しを図ると説明を受けていたが、新商品効果が出ていない状況なのか。その場合、根本的な敗因はどの様に捉えているか。いつ頃リカバリーができるのか。
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FY18業績予想の下方修正について、減損損失を除いても大きな減額修正である。短期間での業績予想の再修正だが、事業環境が激変したとは思えず、足元の状況をしっかり把握できていなかったのではないか。
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日本冷凍食品の価格戦略について教えて欲しい。「ギョーザ」について、他社との価格差があったことが失敗した背景だと説明があったが、今後は価格差を埋めていくのか。米飯については、競合他社で実質的な値上げを発表しているが、それに対してどの様な考えを持っているのか。
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「ギョーザ」は現状のプライスを維持していくのか。米飯の価格戦略はどうか。
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海外の調味料市場の伸びが弱かった理由。特にインパクトの大きかった国はどこか。
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味の素フーズ・ノースアメリカ社(以下、AFNA社)の減損損失は、5ヵ年に亘る収益性の見込みの違いが原因ということだが、5か年の収益性について何をベンチマークにしているのか。
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AFNA社の資本コストがFY17からFY18/Q3にかけて、どれ位上昇したのか。
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今回まとめて大きな減損損失となったが、本件によって、今後の当社のM&Aの考え方に変化が出てくるか。
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インドネシアでの風味調味料の今後の対応について、打ち手が原料の内製化および値上げを実施するということだが、競争激化の中で12月に値上げをしたことが、どの様に巻き返しに繋がるのか。
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インドネシア、ベトナムの風味調味料の不振の深刻さについて教えて欲しい。市場はどれくらいで、当社の業績がどれくらい落ちたのか。
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プロマシドール社が減損損失に至った背景。事業環境がどれだけ悪化したのか。また、今後どうなっていくか。
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いずれのエリアでも当社の打ち手が後手になっている。問題が起きてから対処しているように見える。マネジメントが行き当たりばったりだという印象。アセットライト経営も重要なことだが、いかに環境の変化に迅速に対応していくのか。どのように課題の認識をしていて何を根本的に変えようとしているのか。施策は既にあるのか。
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体制はアセットライト経営と同時に変わっていくと考えて好いか。
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今後の取り組みについて、現状のスタッフ、経営陣でやっていけるのか。後手に回ったマネジメントが、組織を再編して実行するということが理解できない。どの様に考えているのか。
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今後は専門的な能力のある人財を配して、事業を人から変えていくというアイディアは持っているのか。
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当社のスピード感は遅い。リストラ或いはアセットライトをするにしても、オープンな形で話してはいるが実行には時間が掛かるイメージ。当社が検討している間に、競合は全部情報を共有し、当社に対する防御壁も作ってしまっている。働き方改革に反するかもしれないが、時間を費やすべき時には時間を費やし、またもっとスピーディーに動き、この厳しい局面において是非、踏ん張って欲しい。