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今期業績に及ぼす為替影響がかなり大きくなっているが、今般アフリカの会社を買収した事で為替影響は更に強くなると思われる。今後どのようにして収益変動を抑えていくのか、為替マネジメントの考え方について伺いたい。
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貿易為替の影響の大きいBRLは今下期、対USDでどれ位のレベルを想定しているのか。
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味の素ウィンザー社(以下、AWI社)はSKU削減など事業構造改革を実行中であるが、来期は増収増益にもっていけるのか。
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動物栄養事業のスレオニンのボラティリティが大きいが、どの様な対策を講じているのか。
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対前年下期比較での貿易為替影響▲32億円の内訳を教えてもらいたい。
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動物栄養事業について構造改革をもう一段、強化するとの事だが、中国をはじめとした市場の不振は継続しており、事業環境はより厳しくなり全体利益への影響も大きくなってきている。今後、本事業について具体的にどのようなマネジメントをしようとしているのか。
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甘味料の日本から欧州への輸出増加や飼料用アミノ酸の欧州から英国への輸出など従来とは事業構造が変わる事で、為替のリスクが高まってきているのではないか。今後どのような対応をしていくつもりなのか。
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海外調味料・加工食品の第2四半期の営業利益は対前年で24億円の減益。内、換算為替影響▲18億円、単価影響+11億円、売上増加に伴う利益増と経費増のネットが▲17億円となったようだが、第2四半期は何らかの経費が増加したのか。
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営業利益に対する「USD対BRL」の貿易為替の感応度は、今年度の期首予想では 1USD当たり0.1BRL安の場合+約2億円であったが、修正予想では同+5億円となっている。半年間で感応度が大きくなった理由は何か。
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換算為替は世界展開すれば、致し方ない。貿易為替の為替変動が大きいので、現地価格に転嫁してオフセット出来ないか。短期的には無理だと思うので、三カ月や半年でしっかりマネジメント出来れば、改善出来るのではないか。そこが大きいというのは、コモディティ性が高いと言える。今後の対応について伺いたい。
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コモディティの割合を外科的に下げていく必要がある。長らく、コストダウンでの対応については伺っている。コモディティで戦う競合がいる中、次期17-19中計においてスペシャリティ化をより推進し、分社化や切り離す等のスタンスで臨んで頂くのであれば安心出来る。対応策について選択肢が広がるのか。
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ESGについての質問。目標に掲げている1日7時間労働に向けた労働時間短縮の進捗および施策を伺いたい。
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動物栄養事業の儲からない状況下、今後、中国での再編等があると考えているのか。たとえば、中国におけるメーカーの再編、撤退、もしくは近い将来、大掛かりな生産能力の根本的な削減が行われることを想定しているのか。
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プレゼン資料P24に「グローバル食品トップ10クラスへ」と記載されているが、残念ながら、トップ10の道は離れている。日本においても、営業利益率、時価総額ともNo.1からNo.2へ後退。当社の成長が株式マーケットに刺さっていないという状況。第1四半期は海外食品の成長は+4%に留まっている。成長の加速ではなく、鈍化している印象。どうテコ入れをしようとしているのか、もう一度お話しいただきたい。タイで何が起きているのか、リニューアルして上手くいくのか。自分はそう思わない。なぜ、タイの売上が拡大すると信じているのか教えて欲しい。
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営業利益率について、過去はほぼ一定に留まっている。成長を目指すのであれば、当然上がるはずが、横ばい。グローバルトップ10というより、トップ50ぐらい。今後、どう改善するのか。
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14-16中計で掲げた2020年度以降の目指したい姿としての営業利益1,500億円というのは、次の17-19中計においてもベースとなっているのか。それとも17-19中計においてはゼロベースで将来像を描き直すのか。
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2020年度の利益目標の地理的なポートフォリオは、現在とどの様に変わっているイメージなのか。新興国におけるボリューム増による利益増は今後も続くと思うが、2020年度までに達成しようと思うとより単価の高い先進国の比率を高めないと間に合わないのではないか。AWI社の目指す営業利益率である9%というのも、全社目標から見れば低いと思う。相当ボリュームを伸ばさないと目指す姿に到達しない計算だが、どの様に考えているのか。ここから先、味の素グループがどの様に変わっていくのかを教えて欲しい。
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競合メーカーの説明の中で、同社のチルド製品が「Cook Do®」と激しく競争しているという話があった。今後3年間の人口動態等の変化を鑑みた場合、国内食品市場の中で、常温・チルド・冷凍という3領域が其々どの様に変わっていくと考えているか。
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海外食品事業の成長率が2015年度、2016年度上期共に1桁半ばに甘んじている。その前は成長率が1桁後半であったが、来年度の成長率は従来の1桁後半の水準まで回復するか。それともまだ厳しい状況が続くか。
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来年度の成長率はどうか。当社の成長ドライバーであり、1桁半ばでは市場からは評価されない。来年度には成長が加速するのか、厳しい環境が続くのかを教えて欲しい。
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今までもボラティリティリスクの低減には取り組んでいるが、結果としてまだ不十分である。それを踏まえて、今後事業ポートフォリオをどの様に改変しようとしているのか。動物栄養は方向性を伺ったが、全社としてどの様に考えているのか。